アブストラクト（35巻1号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 肺癌術後の免疫化学療法の評価 |
|---|---|
| Subtitle ： | 原著 |
| Authors ： | 池田高明, 酒井忠昭, 水渡哲史, 神前五郎 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 東京都立駒込病院外科 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 35 |
| Number ： | 1 |
| Page ： | 1-4 |
| Year/Month ： | 1987 / 1 |
| Article ： | 原著 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 切除肺癌196例に対して, 術後, 補助療法として, 組織型別多剤併用の化学療法と, PSKとOK-432を使用した免疫療法を行った. BRMはrandomizeして投与した. 化学療法は, 前期はADRを中心に, 中期はVCR, MMC, MTXを中心に, 後期はCDDP, VCR, 又はVDSを中心に投与した. 全症例の5年生存率は, 免疫化学療法群が39.0%, 化学療法群は15.9%で, 2群間に有意差がみられた. また病期別に生存率をみるとI期, III期で免疫化学療法群と化学療法群間に有意差がみられ, 術後の免疫賦活剤投与例に延命効果がみられた. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： | 肺癌の手術, 免疫化学療法, PSK, OK-432 |
