| Title ： |
新生児期・乳児期早期の大動脈縮窄兼心室中隔欠損の外科治療 |
| Subtitle ： |
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| Authors ： |
澤芳樹*, 島崎靖久*, 八木原俊克*, 岸本英文*, 桜井温*, 飯尾雅彦*, 広瀬修**, 信貴邦夫**, 杉本久和**, 中田健* |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
*大阪府立母子保健総合医療センター心臓外科, **大阪府立母子保健総合医療センター循環器科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
35 |
| Number ： |
6 |
| Page ： |
834-838 |
| Year/Month ： |
1987 / 6 |
| Article ： |
原著 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
新生児期・乳児期早期の大動脈縮窄兼心室中隔欠損（以下CoA＋VSD）の10例に対し, 外科治療を行った. 入院時日齢0～67日（平均30日）で, このうち新生児は5例であった. 入院後2～21日（7日）でCoA修復術を行った. 全例にsubclavian flap（SF）法を行い, 原則として肺動脈絞扼術（PAB）は行わなかった. 10例中5例はCoA修復術後も心不全が継続し術後平均14日, 日齢平均57日にて緊急VSD閉鎖術を余儀なくされ, このうち大動脈弓低形成を合併した1例を失った. 他の5例は待期手術可能で, 4例にCoA修復後平均7.5ヵ月後にVSD閉鎖を行い全例生存している. 緊急VSD閉鎖群は待期群と比較してVSD径が大きく大動脈狭窄（AS）や大動脈弓低形成の合併頻度が多く, VSD閉鎖直後の心不全は高度で術後管理に難渋した. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
新生児・乳児期早期, 大動脈縮窄兼心室中隔欠損, VSDの大きさ, 大動脈狭窄, 大動脈弓低形成 |
