アブストラクト（35巻6号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 僧帽弁置換術後左室破裂の救命後に生じた仮性左室瘤の1例 |
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| Subtitle ： | |
| Authors ： | 布施勝生*, 幕内晴朗*, 小西敏雄*, 西山信一郎**, 加藤健一**, 関顕** |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | *虎の門病院循環器センター外科, **虎の門病院循環器センター内科 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 35 |
| Number ： | 6 |
| Page ： | 865-871 |
| Year/Month ： | 1987 / 6 |
| Article ： | 報告 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 著者らは, 僧帽弁閉鎖不全兼狭窄症の45歳の女性にSJM弁による僧帽弁置換術を行ったところ, ICU帰室後, 左室後壁破裂（III型）を来したが, これを救命することができた. しかしながら, 6カ月後, 破裂部に一致して大きな仮性左室瘤の形成が認められたため, 左室瘤切除術を行い, 欠損孔はIonescu-Shileyウシ心膜で裏打ちしたwoven dacron graft patchを用いて閉鎖し, 根治することができた. MVR後の遅発性左室破裂及び仮性左室瘤の救命はともに本邦で最初の症例であるので, 文献的考察を加えて報告する. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： | 僧帽弁置換術, 左室破裂, 仮性左室瘤 |
