| Title ： |
非穿通外傷性心室中隔欠損症の1治験例 |
| Subtitle ： |
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| Authors ： |
酒井圭輔*, 渡辺不二夫*, 松波巳*, 田辺達三*, 川上敏晃** |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
*北海道大学医学部第2外科, **室蘭大平洋病院外科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
35 |
| Number ： |
8 |
| Page ： |
1192-1197 |
| Year/Month ： |
1987 / 8 |
| Article ： |
報告 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
非穿通外傷性心室中隔欠損を人工心肺下に直接縫合閉鎖し, 良好な結果を得た症例を経験したので報告する. 症例は17歳男子高校生で, オートバイを運転走行中転倒し, 右腓骨骨折を起こし, 入院中の病院で受傷2日目に心雑音を発見された. 心不全症状は内科的治療で軽快したが, 精査の結果Qp/Qs＝2.1の心室中隔欠損と軽度僧帽弁閉鎖不全の診断を得, 受傷後3ヵ月半に手術を施行した. 体外循環下に心尖部筋性中隔にある径5mm, 8mm, 6mmの3ヵ所の心室中隔欠損をプレジェット付3－0タイクロン糸のU字縫合により直接縫合閉鎖した. 僧帽弁閉鎖不全は放置した. 術後は順調な経過をとっている. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
非穿通性心臓外傷, 外傷性心室中隔欠損症, 僧帽弁閉鎖不全症 |
