アブストラクト（35巻10号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 左房粘液腫再発症例 |
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| Subtitle ： | |
| Authors ： | 小久保光治*, 広瀬光男*, 小池茂文*, 味元宏道*, 東健一郎*, 下川邦泰** |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | *岐阜大学医学部第1外科, **岐阜大学医学部臨床検査医学講座 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 35 |
| Number ： | 10 |
| Page ： | 1910-1914 |
| Year/Month ： | 1987 / 10 |
| Article ： | 報告 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 左房粘液腫再発例を報告する. 症例は51歳, 女性で, 昭和49年5月, 腫瘤摘出術を施行した. 術後経過良好で1年後より外来通院をしていないため, 昭和60年5月, 外来にて心臓超音波検査を施行し, 左房内腫瘤の再発を認めた. 同年7月, 初回手術より134ヵ月後に再手術を行った. 本症例は初回手術が摘出術のみであり, 再発は不完全切除による可能性も考えられる. 本症例は本邦での再発報告例の第5例目にあたるが, 再手術までの期間は134ヵ月と最も長い. また, 自覚症状がなく心臓超音波検査で再発を認められたはじめての例である. 粘液腫術後の定期的な心臓超音波検査の重要性を強調したい. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： | 左房粘液腫, 再発症例, 心臓超音波検査 |
