アブストラクト(35巻10号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 肋間神経に多発した神経鞘腫の1例と本邦報告例の集計
Subtitle :
Authors : 宇山正, 木村秀, 三浦一真, 谷木利勝, 原田邦彦, 門田康正
Authors(kana) :
Organization : 徳島大学医学部第2外科
Journal : 日本胸部外科学会雑誌
Volume : 35
Number : 10
Page : 1915-1919
Year/Month : 1987 / 10
Article : 報告
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 右第10肋間神経に大小6個の神経鞘腫が数珠状に発生した1例を報告する. 神経鞘腫が多発することはまれである. われわれの検索し得た範囲では本邦では本例を含めて69例の多発性神経鞘腫がみられた. 胸腔内に多発性にみられたものは本例を含めて6例の報告がなされているにすぎない. 胸腔内多発性神経鞘腫のうち個々の腫瘍が孤立した腫瘍として確認されたのは本例以外に報告がない. 多発性神経鞘腫は異所性, あるいは異時性多発のこともあり術後も十分な経過観察を要すと思われる.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords : 胸腔内神経鞘腫, 多発性, 肋間神経由来
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