| Title ： |
右室性単心室に対するmodified Fontan手術 |
| Subtitle ： |
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| Authors ： |
寺田正次*, 今井康晴*, 黒沢博身*, 中江世明*, 星野修一*, 奥田浩史**, 中沢誠**, 高尾篤良** |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
*東京女子医科大学日本心臓血圧研究所循環器小児外科, **東京女子医科大学日本心臓血圧研究所小児科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
35 |
| Number ： |
12 |
| Page ： |
2094-2100 |
| Year/Month ： |
1987 / 12 |
| Article ： |
原著 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
1977年2月から1985年11月までに8例の右室性単心室に対して, modified Fontan手術を施行した. 8例中4例は単心房, 4例は心房中隔欠損合併例であり, 4例に共通房室口遺残, 3例に体静脈還流異常を認めた. 5例に姑息手術が施行されていた. 術後2例に低心拍出量症候群と腎不全を認め, うち1例が術後10日目に死亡した. 7例は臨床症状の改善を認めて退院し, 術後7ヵ月から9年4ヵ月の経過観察で, 死亡例はない. 術前後の心カテーテル検査結果と術後早期の臨床経過を検討した結果, 術前の右心圧負荷の程度がmodified Fontan手術術後の血行動態に大きな影響を与えることが示唆された. 更に今回の結果から, 単心房や共通房室弁を有する右室性単心室に対しても, modified Fontan手術は有用な手術法であることが示された. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
右室性単心室, 単心房, 共通房室弁, 右心圧負荷, Fontan型手術 |
