アブストラクト(38巻6号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : Bjork-Shiley弁, minor strut fractureの1手術治験例
Subtitle : 症例
Authors : 杉田隆彰1), 安田隆三郎2), 渡田正二3), 尾上雅彦3), 田畑良宏3), 森渥視3)
Authors(kana) :
Organization : 1)兵庫県立尼崎病院心臓センター外科部, 2)滋賀県立成人病センター心臓血管外科, 3)滋賀医科大学第2外科
Journal : 日本胸部外科学会雑誌
Volume : 38
Number : 6
Page : 1049-1052
Year/Month : 1990 / 6
Article : 報告
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : Harken, Starrらの人工弁の臨床使用以来, 様々な人工弁が考案され, 改良が続けられているが, 依然, 耐久性及び血栓形成の問題は解決されていない. 特に, 人工弁の機械的破損は非常にまれであるが, ひとたび起これば致命的である. 今回, 著者らはBjork-Shiley(B-S)弁, minor strut fractureの一緊急手術例を経験したので若干の考察を加え報告する. 症例は1982年5月に当院にてφ31mmB-S, Convexo-concave(C-C)60°弁にて僧帽弁置換術(mitral valve replacement, MVR)を施行された53歳の男性. 1986年8月19日早朝, 突然の動悸, 呼吸困難を自覚, 次第に増悪し, ショック状態で当院ICUへ入院した. 胸部X線にてminor strutとdiscの位置の移動を認め, B-S弁のminor strut fractureと診断し, 緊急手術を施行した. 執刀は発症後約5時間で開始され, minor strutを左上肺静脈より摘出し, 29mmのB-S, Monostrut弁にて再弁置換術を行った. Discは, 再弁置換術後23日目に胸部大動脈より摘出した.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords : Bjork-Shiley弁, minor strut fracture, 僧帽弁置換術
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