| Title ： |
18歳で手術をうけたcongenital cystic adenomatoid malformationの1例 |
| Subtitle ： |
症例 |
| Authors ： |
秋葉直志, 山崎洋次, 安川繁博, 祐野彰治, 吉田二教, 桜井健司 |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
東京慈恵会医科大学第1外科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
40 |
| Number ： |
1 |
| Page ： |
161-164 |
| Year/Month ： |
1992 / 1 |
| Article ： |
報告 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
18歳で手術をうけたcongenital cystic adenomatoid malformation（CCAM）の1例を報告する. 本症例は生後2日目に発熱, 痙攣を認め肺炎と診断され, その後も肺炎を繰り返していた. 18歳で当科を受診しCCAMの診断で右肺全摘除術を受けた. 摘出した肺のほぼ全体が黄白色の壁を持った20～30mmの嚢胞であった. 嚢胞壁の上皮は多列線毛上皮よりなり, 上皮下に慢性炎症細胞の浸潤が認められた. 気管支軟骨は欠如していた. この組織所見よりCCAMと診断した. 肺胞が散在し, 気腫状の変化とリンパ球を中心とする慢性炎症細胞の浸潤とうっ血が著明であった. 思春期以降の報告例では自験例を含めて5例中4例がKwittkenらのcriteriaと異なり炎症所見が認められた. Ch'inら1）はCongenital cystic adenomatoid malformation （以下, CCAM）を先天的嚢胞性肺疾患の1つとして紹介した. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
肺, 先天性, 嚢胞性疾患, adenomatoid malformation |
