| Title ： |
先天性大動脈二尖弁の分類と臨床的意義-SJM弁を置換した85例の検討- |
| Subtitle ： |
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| Authors ： |
徳永裕之, 小柳仁, 橋本明政, 中野清治, 平山統一, 八田光弘, 今牧瑞浦 |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
東京女子医科大学日本心臓血圧研究所循環器外科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
40 |
| Number ： |
4 |
| Page ： |
467-472 |
| Year/Month ： |
1992 / 4 |
| Article ： |
原著 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
先天性大動脈二尖弁の新しい分類を行った. SJM弁置換された85例を対象に4型に分類した. I型は左右冠尖タイプで38例(44.7%)認め, 狭窄優位診断が78.8%と多くしかも狭窄優位診断された全例に石灰化を認めた. II型は左右冠尖の右冠尖にrapheが存在するタイプで19例(22.4%)認め狭窄と閉鎖不全診断がほぼ半数存在した .III型は前後尖タイプで3例(3.5%)と最も少なかった. IV型は前後尖タイプの前尖にrapheが存在するタイプで25例(29.4%)認め, 閉鎖不全優位診断が72%とI型と対称的なパターンをとった. 置換弁サイズはI型22.2±1.8(mean±SD), II型23.4±1.6, IV型24.0±2.2の順に大きくなりIとII型,IとIV型に統計学的優位差(p<0.05)を認めた. また, 狭窄優位診断を受けてSJM弁21mmを置換した症例に対して術前に大動脈弁輪径計測を行ったが造影検査上の問題点が明らかになり置換弁サイズを予測することはできなかった. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
先天性大動脈二尖弁, SJM弁, 大動脈弁輪径, 大動脈弁置換術 |
