アブストラクト（40巻7号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 流量補助を加味した大動脈バルーンパンピング法の実験的研究 |
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| Subtitle ： | |
| Authors ： | 森岡晴記, 二宮淳一, 庄司佑 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 日本医科大学第2外科 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 40 |
| Number ： | 7 |
| Page ： | 1046-1054 |
| Year/Month ： | 1992 / 7 |
| Article ： | 原著 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 急性心筋梗塞や心臓手術後の心原性ショックあるいは心不全の治療法として, 大動脈バルーン・パンピング法（IABP法）が普及しているが, IABPの効果には限界があり, 補助心臓（人工心臓）や心移植も検討されるようになった. しかし両者は費用の点や社会的コンセンサスの面などで臨床応用がまだ難しい. そこで, 著者はIABP法の限界である圧補助のみの方法に加えて補助心臓のごとく流量補助可能なシステムを用いて動物実験でその効果を検討した. 雑種成犬21頭を対象とした急性左心不全に対して心拍同期式流量補助可能なIABP法を施行した結果, 対照時の心拍出量の約20％の少流量補助を加味した本法により, ショックレベルにあった動脈圧, 左房・左室圧, 心拍出量などは著しく改善し本法の有効性が確認された. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： | 流量補助, 心拍同期, 大動脈バルーンパンピング法, 実験的研究 |
