| Title ： |
Recklinghausen病を合併した胸腔内脊髄嚢腫の1治験例 |
| Subtitle ： |
症例 |
| Authors ： |
四本紘一, 森藤秀実, 大久保智佐嘉, 三谷惟章, 島津久明, 西満正* |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
鹿児島大学医学部第1外科, *癌研究会附属病院 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
40 |
| Number ： |
8 |
| Page ： |
1249-1253 |
| Year/Month ： |
1992 / 8 |
| Article ： |
報告 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
胸腔内髄膜嚢腫はまれな疾患であり, 本邦においてわれわれの調べ得たところでは13例の臨床報告があるにすぎない. 今回われわれは神経繊維腫と脊椎側弯症を合併した1例を経験したので報告する. 症例は18歳, 女性. 胸痛と胸部X線上の異常陰影を指摘された. 左上肺野に胸椎より左方へ突出する半球状の異常陰影が認められた. 精査の結果, 第3から第4胸椎の椎間より突出した胸腔内髄膜嚢腫と診断. 手術は左側方開胸下に椎間より突出する嚢腫を切除して髄膜の縫縮, 肋間筋の充填を行った. 6年間経過観察しているが自覚症状も画像診断上の異常も認められない. 嚢腫による臨床症状を伴う本疾患の治療は外科的切除が有用であると思われた. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
胸腔内髄膜嚢腫, 神経繊維腫, 脊椎側弯症 |
