| Title ： |
1歳3ヵ月男児（7.5kg）大動脈縮窄複合症術後大動脈弁下膜型狭窄に対するKonno手術の1治験例 |
| Subtitle ： |
症例 |
| Authors ： |
斎藤聡*, 龍野勝彦*, 菊池利夫*, 高橋幸宏*, 村上保夫**, 黒澤博身*** |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
*榊原記念病院外科, **榊原記念病院小児科, ***東京慈恵会医科大学心臓外科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
41 |
| Number ： |
4 |
| Page ： |
714-718 |
| Year/Month ： |
1993 / 4 |
| Article ： |
報告 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
大動脈弁下膜型狭窄（Discrete型SAS）は, 大動脈縮窄症や大動脈離断症にしばしば合併することが知られているが, Discrete型SASがこれらの疾患に合併した心室中隔欠損閉鎖術後に進行することは, 極めてまれである. 今回われわれは乳児期に大動脈縮窄複合（Co/A Complex）に対して二期的にSubclavian Flap法による大動腹脈修復術, 及び心室中隔欠損パッチ閉鎖術による根治術施行後Discrete型SASが進行した1歳3ヵ月, 男児に対してKonno手術を施行し良好な結果を得た. また本症例は, われわれの調べ得た限りでは本邦における最年少児に対するKonno手術成功例であったので若干の文献的考察を加えて報告する. 「症例」症例：1歳3ヵ月, 男児. 家族歴：特記すべきことなし. 現病歴：妊娠, 分娩に異常なし. 生後5日目に心雑音指摘, 心精査にて大動脈縮窄複合（Co/A Complex）と診断され生後15日目にSubclavian Flap法による大動脈弓再建術と動脈管結紮術を施行された. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
大動脈弁下膜型狭窄症, 大動脈縮窄複合, 心不全, Konno手術 |
