| Title ： |
低体温での人工心肺離脱により良好な術後経過をたどったFontan手術の1治験例 |
| Subtitle ： |
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| Authors ： |
浜脇正好, 本多正和, 澤渡和男*, 菅野恵, 吉村幸浩, 盆子原幸宏 |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
本多記念東北循環器科病院, *東京女子医科大学日本心臓血圧研究所循環器小児外科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
41 |
| Number ： |
6 |
| Page ： |
1079-1085 |
| Year/Month ： |
1993 / 6 |
| Article ： |
報告 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
無脾症候群を伴った複雑心奇形症例(8歳, 男児)に対し, Glenn手術を併用したFontan手術を施行し良好な結果を得た. 本術式は基本的に心拍出量が多くない上に, 術後急性期頻脈のために低拍出量症候群(以下LOS)に陥ることがある. 自験例は人工心肺からの離脱に際し, 直腸温31℃での低体温での離脱を施行し, 術後良好な結果をたどった. 低体温管理により頻脈に伴うLOSを防ぐだけでなく, 系統動脈血の再分布を促し, その結果として十分な心拍出量を, また十分な尿量を得ることができた. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
無脾症候群, Fontan手術, 低体温管理, Glenn手術 |
