| Title ： |
TGA型Taussig-Bing奇形に対する大動脈非切断REV手術による1治験例 |
| Subtitle ： |
症例 |
| Authors ： |
三浦拓也, 島崎靖久, 門場啓司, 大竹重彰, 中埜粛, 松田暉 |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
大阪大学医学部第1外科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
41 |
| Number ： |
10 |
| Page ： |
2110-2115 |
| Year/Month ： |
1993 / 10 |
| Article ： |
報告 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
TGA型Taussig-Bing奇形・心室中隔欠損・二弁性肺動脈弁の診断で生後4ヵ月に肺動脈絞扼術を施行した2歳4ヵ月の男児に対して導管を用いない右室流出路再建（REV手術）を施行した. 体外循環下に右室を斜切開, 漏斗部中隔を切除して心室中隔欠損を拡大し, 大動脈への心内導管を作成した. 動脈管の離断及び左右肺動脈の肺門部に到るまで十分な剥離によって, 大動脈の切断と肺動脈幹のtranslocationを行わず, 切断した肺動脈幹の遠位端後壁と右室切開上縁との直接吻合が可能となり, その前面は一弁付きパッチにて再建した. 術後経過は良好であり, 術後心臓カテーテル検査においても右室・左室流出路狭窄は認めず良好な結果を得た. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
Taussig-Bing奇形, 右室流出路再建術, REV, Rastelli手術 |
