| Title ： |
Rastelli-Ross手術後のvalved conduit及び肺動脈分岐部狭窄に対するY型nonvalved conduitを用いた再手術例 |
| Subtitle ： |
症例 |
| Authors ： |
松野修一*, 横田祥夫, 安藤史隆, 岡本文雄, 大谷成裕, 西森秀明 |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
兵庫県立尼崎病院心臓センター外科部, *滋賀医科大学附属病院救急部 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
42 |
| Number ： |
1 |
| Page ： |
69-73 |
| Year/Month ： |
1994 / 1 |
| Article ： |
報告 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
症例は11歳女児. 肺動脈閉鎖＋心室中隔欠損に対して4歳時Blalock-Taussig短絡術, 6歳時16mm Carpentier-Edwards valved conduitを用いたRastelli-Ross手術を受けたが, その後valved conduit狭窄及び肺動脈分岐部狭窄のため右心不全をきたし, 再手術を必要とした. 再手術は大動脈遮断下に右肺動脈に吻合されていた狭窄したvalved conduitを摘除し, 18mm EPTFE graftで再建した. 肺動脈分岐部狭窄に対しては, 直接再建は困難と考えリング付き12mm EPTFE graftを18mm EPTFE graftの側枝として左肺動脈に吻合した. 術後一過性心不全のためIABPを必要としたが, 術37日後軽快退院した. 退院前の心臓カテーテル検査では右室圧は再手術前の105mmHgから59mmHgに低下し, 現在愁訴なく生活している. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
Rastelli-Ross手術, valved conduit, nonvalved conduit, 肺動脈分岐部狭窄, 再手術 |
