アブストラクト（42巻1号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 右肺動脈上行大動脈異常起始症8例の手術経験 |
|---|---|
| Subtitle ： | 症例 |
| Authors ： | 野々山真樹, 今井康晴, 澤渡和男, 長津政芳 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 東京女子医科大学日本心臓血圧研究所循環器小児外科 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 42 |
| Number ： | 1 |
| Page ： | 83-89 |
| Year/Month ： | 1994 / 1 |
| Article ： | 報告 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 新生児2例を含む8例の右肺動脈上行大動脈異常起始症に対し根治手術を施行した. 6例に対し術前カテーテル検査を施行したが, 平均94.7±11.7mmHgと高度の肺高血圧症を来していた. 新生児期の2例は術前状態が悪く, 超音波検査のみにて診断し手術となった. うち1例は体重1,610gで本邦最少体重例であった. 手術は姑息的手術（PAB）1例, 非解剖学的ルート人工血管置換2例, 解剖学的ルート自己心膜導管置換1例, 直接吻合4例であった. 最近の症例では肺動脈に対し十分な剥離を加え, 可及的に大動脈後方を通る解剖学的ルートにて主肺動脈と右肺動脈を直接吻合することで良好な結果を得た. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： | 右肺動脈上行大動脈異常起始症, 解剖学的ルート, 直接吻合 |
