| Title ： |
弁異形成を伴った新生児期critical ASの1治験例―初回弁口拡大術式の選択について― |
| Subtitle ： |
症例 |
| Authors ： |
細川裕平, 知花幹雄, 仲間司, 高良吉広*, 我那覇仁** |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
沖縄県立那覇病院心臓血管外科, *沖縄県立那覇病院小児科, **沖縄県立中部病院小児科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
42 |
| Number ： |
1 |
| Page ： |
126-131 |
| Year/Month ： |
1994 / 1 |
| Article ： |
報告 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
弁性狭窄を主にした新生児期重症大動脈狭窄症に対し, 生後29日目に体重3,184gで中等度低体温完全体外循環下直視下交連切開術を行い良好な結果を得ることができた. 体外循環時間79分大動脈遮断時間は28分であった. 本例は大動脈弁の異形成が高度であったが, 交連切開を行うことが可能であった. かかる弁異形成高度例の初回弁口拡大法として従来, 経皮的バルン形成術あるいは直視下交連切開術が報告されている. 両法の初回弁口拡大術としての得失について考察した. その結果本例のごとく弁異形成高度例は, 経皮的バルン形成術による弁口拡大時の弁逆流発生頻度が高いことを考慮し初回弁口拡大法としては体外循環下直視下交連切開術を選択することが望ましいと考えられた. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
新生児期重症大動脈狭窄症, 体外循環下弁口拡大術, 経皮的バルン形成術, 大動脈弁異形成 |
