| Title ： |
GRF糊を使用した急性A型大動脈解離の初期手術成績と近接予後 |
| Subtitle ： |
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| Authors ： |
上田敏彦, 志水秀行, 蜂谷貴, 伊藤努, 後藤哲哉, 三丸敦洋, 加藤木利行, 四津良平, 川田志明 |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
慶應義塾大学医学部外科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
42 |
| Number ： |
10 |
| Page ： |
1904-1909 |
| Year/Month ： |
1994 / 10 |
| Article ： |
原著 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
本邦における治験の一環として, Gelatin-resorcin-formaldehydeglue（以後GRF糊）を急性A型大動脈解離4例の大動脈断端解離腔接着閉鎖に用いた. いずれも発症後3～24時間に緊急手術を行ったが, 断端の解離腔は迅速に閉鎖でき, 縫合も容易であり, 病院死亡はなかった. 4例のうち3例が弓部に, 1例が下行起始部に内膜亀裂があり, 内膜亀裂を弓部に残したまま上行を離断補強端々吻合した弓部型の1例が, 遠隔期に大動脈基部の解離が再発し再手術で失った. GRF糊による解離腔接着閉鎖は急性大動脈解離手術の有力な手法であるが, これを用いた術式については今後更に改善してゆくべき問題点を検討した. （日本胸部外科学会雑誌1994；42：1904－1909） |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
急性大動脈解離, GRF糊, 内膜亀裂, 弓部型解離 |
