| Title ： |
肺・直腸・気管の異時性3重複癌の1治験例 |
| Subtitle ： |
症例 |
| Authors ： |
齊藤幸人*, 梅本真三夫*, 今村洋二*, 山中英治**, 日置紘士郎**, 岡村明治*** |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
*関西医科大学胸部外科, **関西医科大学第2外科, ***関西医科大学中検病理 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
43 |
| Number ： |
1 |
| Page ： |
78-81 |
| Year/Month ： |
1995 / 1 |
| Article ： |
報告 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
1989年7月に第1癌（肺扁平上皮癌）にて左肺全摘除術を施行した. 1991年2月には第2癌（直腸癌）にて低位前方切除術を行った. 更に, 1992年10月より血痰と呼吸困難を来し気管支鏡にて気管内腔に突出し気道を狭小化する腫瘍が認められ, 生検で第3癌（気管扁平上皮癌）であることが確認され1992年12月に手術し気管5軟骨輪（第4～第8）を切除した. 術後経過は順調で第1癌手術後4年8ヵ月の現在, 再発あるいは第4癌の出現なく元気に職場復帰している. 気管を含む3重複癌のうちすべての癌に対して外科治療が行われている症例はまれであり今回報告する. （日本胸部外科学会雑誌1995；43：78－81）「症例」症例：64歳, 男性, バス運転手. 主訴：血痰. 既往歴：(1)1989年7月肺扁平上皮癌にて左肺全摘除術. (2)1989年8月左そけいヘルニアにて手術. (3)1990年1月左主気管支瘻にて大網充填術. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
3重複癌, 気管癌, 肺癌, 直腸癌, 外科治療 |
