アブストラクト（43巻2号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 胸郭内CT値の測定-胸部CTを用いた肺機能評価のための基礎的研究- |
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| Subtitle ： | |
| Authors ： | 瓜生和人, 加藤治文 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 東京医科大学外科 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 43 |
| Number ： | 2 |
| Page ： | 168-173 |
| Year/Month ： | 1995 / 2 |
| Article ： | 原著 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | この研究は, 胸部CTを用いた肺機能評価のための基礎研究である. 正常肺組織のCT値を知ることができれば, 各スライスの面積から有効換気容積を定量できる. 実際には, 肺野のCT値は多様であるので, 肺組織のみの正確なCT値を知る必要がある. 胸郭内のCT値の測定は34症例に行った. 胸郭内臓器も同時に測定し, 正常肺は, 左右差, スライス差, 位置に関して比較した. CTは, GE9800を用い造影剤は使用せず, 1ヵ所につき0.01cm2の範囲を測定した. 左右やスライス, 位置の違いでの, 差は認めなかった. 正常肺CT値は-859.14～-849.04HUの範囲に存在した. この範囲には, 胸郭内の他臓器, 異常構造物の平均CT値は, 含まれなかった. （日本胸部外科学会雑誌1995；43：168－173） |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： | 胸部CT, CT値 |
