アブストラクト（43巻7号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 巨大右房を呈した孤立性先天性三尖弁閉鎖不全症の1例 |
|---|---|
| Subtitle ： | 症例 |
| Authors ： | 横山晋也, 秋本剛秀, 竹村隆広, 原田順和 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 国立療養所東長野病院心臓血管外科 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 43 |
| Number ： | 7 |
| Page ： | 1063-1068 |
| Year/Month ： | 1995 / 7 |
| Article ： | 報告 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 巨大右房を呈した孤立性先天性三尖弁閉鎖不全症の1例を経験した. 症例は17歳, 男子. 3ヵ月検診時に心雑音を指摘されEbstein奇形の診断で外来経過観察されていたが, 心エコー検査を施行したところ, 孤立性先天性三尖弁閉鎖不全症であった. 今回, 三尖弁形成術と右心房縫縮術を施行し, 良好な結果を得た. 孤立性先天性三尖弁閉鎖不全症は極めてまれな疾患であり, 本邦での手術の報告例は自験例が7例目と思われる. 本例の経過と, 術式選択に対する文献的考察を加えて報告する. （日本胸部外科学会雑誌1995；43＝1063－1068）孤立性先天性三尖弁閉鎖不全症は極めて稀な疾患であり, 本邦では6例の手術報告例がある. 今回, 巨大右房を呈した孤立性先天性三尖弁閉鎖不全症に対し, 三尖弁形成術及び右房縫縮術を施行し, 良好な結果を得たので若干の文献的考察も含めて報告する. 「症例」症例：17歳, 男性. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： | 孤立性先天性三尖弁閉鎖不全症, 三尖弁形成術, 右心房縫縮術 |
