アブストラクト（43巻9号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 進行・再発食道癌による気道狭窄に対するDumon型stent tube挿入の経験 |
|---|---|
| Subtitle ： | 症例 |
| Authors ： | 大原正範, 安部達也, 田邉康, 草野真暢, 岡安健至, 細川正夫 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 恵佑会札幌病院外科 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 43 |
| Number ： | 9 |
| Page ： | 1696-1699 |
| Year/Month ： | 1995 / 9 |
| Article ： | 報告 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 進行食道癌による左主気管支狭窄2例, 及び再発食道癌による気管狭窄1例に対し, 計4回Dumon型stent tubeを挿入した. 3例とも呼吸困難感の改善が得られた. 左主気管支狭窄の2例はDumon型stent tube挿入後に主病巣に対し65Gyの根治照射施行し, PRが得られ, 自宅退院となった. 再発による気管狭窄の1例は, 短期間に腫瘍が増殖し, 近位側の狭窄を生じ, 2階立て式に追加挿入を施行した. Dumon型stent tube挿入により, QOLの向上及び予後の改善が期待できると思われた. （日本胸部外科学会雑誌1995；43：1696－1699）進行・再発食道癌による気道狭窄に対する治療は困難であり, 様々の試みが重ねられてきている. 最近Dumon型stent tube挿入による有効例を経験したので文献的考察を加え報告する. なお, 症例1については途中経過を共同執筆者の安部ら1）と共に, 北海道外科雑誌に報告した. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： | 進行・再発食道癌, 気道狭窄, デューモン型ステントチューブ |
