| Title ： |
骨肉腫肺転移に対する切除症例の予後因子に関する検討 |
| Subtitle ： |
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| Authors ： |
井上清俊, 山本良二, 西山典利, 堀哲也, 宮本善文, 竹原繁芳, 加地政秀, 金澤源, 加藤俊彦, 木下博明 |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
大阪市立大学医学部第2外科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
44 |
| Number ： |
8 |
| Page ： |
1065-1069 |
| Year/Month ： |
1996 / 8 |
| Article ： |
原著 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
1979年12月から1994年12月までに当科において骨肉腫肺転移症例22症例に対し計34回の開胸摘出手術を施行し手術成績と予後因子の検討を行った. 初回肺転移巣手術時のtumor doubling time（TDT）と原発巣手術日からの生存日数及び肺転移巣手術日からの生存日数とはそれぞれ相関は認められなかった. 2回以上開胸手術をした症例の手術時のTDTは前回手術前TDTと比較すると有意に短縮していた（p＜0.05）. 初回肺転移巣手術前のdisease-free inteval（DFI）と原発巣手術日からの生存日数, 肺転移巣手術日からの生存日数はそれぞれ有意の相関が認められ（p＜0.001）（p＜0.01）, また初回肺転移巣手術前DFIは原発巣手術日から2年以上生存群と2年未満生存群では有意に前者のDFIが長期であった（p＜0.05）. DFIが最も予後を反映していた. 22症例の原発巣手術日よりの3年生存率は42.4％5年生存率は33.9％で術死はなかった. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
転移性肺腫瘍, 骨肉腫, Tumor doubling time, Disease-free inteval |
