アブストラクト（44巻11号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 心嚢内穿破を来した化膿性肝膿瘍の1例 |
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| Subtitle ： | |
| Authors ： | 山田俊介, 丸尾啓敏*, 森紀久朗, 小坂昭夫 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 清水市立病院外科, *東芝病院外科 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 44 |
| Number ： | 11 |
| Page ： | 2072-2075 |
| Year/Month ： | 1996 / 11 |
| Article ： | 報告 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 症例は50歳, 女性. 左右胆管狭窄及び肝内結石を伴う化膿性胆管炎で入院中, 腹部CTで肝左葉に肝膿瘍を認めた. 直ちに経皮的膿瘍ドレナージ術（percutaneous transhepatic abscess drainage, 以下：PTAD）を行った. ドレナージ後6病日目のPTAD造影中に心タンポナーゼを発症, 肝膿瘍の心嚢内穿破と診断し緊急で心膜開窓ドレナージ術を行った. 術後経過は良好で肝膿瘍は消失したが, 術後7カ月目新たに肝右葉に出現した肝膿瘍による敗血症で死亡した. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： | 肝膿瘍, 心膜炎, 穿孔 |
