アブストラクト(45巻4号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 成人発症縦隔原発横紋筋肉腫に対し腫瘍摘出及び肺葉切除術を行った1例
Subtitle :
Authors : 足立孝, 大貫恭正, 桑田裕美, 佐藤和弘, 塩入誠信, 新田澄郎
Authors(kana) :
Organization : 東京女子医科大学第1外科
Journal : 日本胸部外科学会雑誌
Volume : 45
Number : 4
Page : 619-623
Year/Month : 1997 / 4
Article : 報告
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 横紋筋肉腫での成人・胸腔内発症はまれである. 成人発症の縦隔原発横紋筋肉腫に対し腫瘍摘出及び肺葉切除術を行った症例を経験したので文献的考察も含め報告する. 症例は23歳, 男性. 1995年5月から前胸部痛を生じ近医受診, 胸部X線で右側前縦隔に異常陰影を認めたため当科紹介となる. CT下生検で横紋筋肉腫胎児型と診断されたため手術を施行した. 手術にて腫瘍は完全に切除できた. 術後はIntergroup Rhabdomyosarcoma Study (IRS-III)のプロトコールによる化学療法を施行中である.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords : 横紋筋肉腫, 縦隔原発, 成人発症, Intergroup Rhabdomyosarcoma Study (IRS-III)
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