アブストラクト(45巻4号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 89歳原発性肺癌症例に対して胸腔鏡下肺部分切除術を行った1症例
Subtitle :
Authors : 上吉原光宏, 平井利和, 川島修, 森下靖雄*
Authors(kana) :
Organization : 国立療養所西群馬病院外科, *群馬大学医学部第2外科
Journal : 日本胸部外科学会雑誌
Volume : 45
Number : 4
Page : 628-631
Year/Month : 1997 / 4
Article : 報告
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 症例は89歳, 女性.検診で胸部異常陰影を指摘され当院へ入院となった. 経気管支的肺生検で確定診断は得られなかったが, 画像上肺腺癌と診断した. 89歳と高齢であったため, 平均余命, 手術侵襲の軽減, 本人及び家族の希望などを考慮し, 胸腔鏡下肺部分切除を行った. 術後は合併症を認めず, 早期離床・退院が可能であった. 超高齢者, 特に85歳以上の末梢部肺癌切除症例に対しては手術侵襲の少ない本法も考慮すべき一方法と考える.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords : 高齢者肺癌, 胸腔鏡下肺切除, 縮小手術
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