| Title ： |
壁内走行冠状動脈を伴った両大血管右室起始に対してAubert変法を応用した1治験例 |
| Subtitle ： |
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| Authors ： |
丸井晃, 望月高明, 三井法真, 小山忠明, 堀部まゆみ* |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
医療法人あかね会土谷総合病院心臓血管外科, *医療法人あかね会土谷総合病院麻酔科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
45 |
| Number ： |
6 |
| Page ： |
888-893 |
| Year/Month ： |
1997 / 6 |
| Article ： |
報告 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
左右冠状動脈が同一のバルサルバ洞より起始し, 左冠状動脈主幹部が壁内走行をしながら大動脈と肺動脈の間を走行するいわゆるShaher分類の5a型の冠動脈走行を示し, 肺動脈弁下の心室中隔欠損を伴った両大血管右室起始に対して, 自己大動脈壁を用いたパッチによって大動脈-肺動脈交通孔を作製するAubert変法及び左室流出路形成術を施行した. 本症例では新肺動脈の再建に補填物を使用していないが, 術後エコーにて有意な肺動脈狭窄を認めていない. 拡大した肺動脈を有するDORV両大血管右室起始及びTGA II型に対するAubert変法では, 自己組織のみでの新肺動脈再建が可能と考えられた. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
両大血管右室起始, 動脈スイッチ手術, 冠状動脈壁内走行, Aubert法, 補填物を用いない |
