アブストラクト(45巻7号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 胸骨正中経路におけるサスマタ型皮膚切開の有用性
Subtitle :
Authors : 門山周文, 横須賀忠, 藤野道夫
Authors(kana) :
Organization : 大宮赤十字病院呼吸器外科
Journal : 日本胸部外科学会雑誌
Volume : 45
Number : 7
Page : 958-963
Year/Month : 1997 / 7
Article : 原著
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 美容上の観点より1994年4月以降, 胸骨正中経路での手術の皮膚切開を, それまでの単純縦切開法からサスマタ型すなわち上半をU字型, 下半を縦切した方法に切り替えた. 単純縦切開法と比較して, 本法はほとんどの服装で術創が見えないという利点に加えて, 肺悪性腫瘍例でもより大きな術野が得られ, 縦隔はもちろん, 頸下部から鎖骨上のリンパ節郭清も追加皮切が不要であり, 術後の皮膚癒合も良好であった. 患者アンケートでは男女を問わず, 創が見えることを好まず, 本法はほぼ満足の得られるものであった.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords : 胸骨縦切開, 皮膚切開線, 美容
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