| Title ： |
妊娠21週に緊急再僧帽弁置換術を行い母児ともに救命し得た1例 |
| Subtitle ： |
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| Authors ： |
須藤義夫, 高原善治, 砂澤徹, 佐藤敏朗*, 石川仁* |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
船橋市立医療センター心臓血管外科, *船橋市立医療センターME |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
45 |
| Number ： |
7 |
| Page ： |
1034-1038 |
| Year/Month ： |
1997 / 7 |
| Article ： |
報告 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
症例は28歳女性. 19歳時にリウマチ性僧帽弁閉鎖不全症のためCarpentier-Edwards牛心膜弁による僧帽弁置換術を受けた. 26歳時に第1子を無事出産したが, 28歳時に第2子を妊娠中, 生体弁不全による心不全状態となり妊娠21週で緊急再弁置換術を行った. 術中胎児心拍をモニターし, 体外循環中の胎児への影響を最小限に抑えるため, 常温高灌流圧を維持することとし, 高流量で拍動流ポンプによる体外循環を行った. 第2子出産が安全に行えるよう再び生体弁を用いて僧帽弁置換術を行った. 術中胎児心拍数は150～170/minで安定していた. いったん, 退院した後再入院し第2子を無事出産した. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
妊娠中期開心術, 拍動流体外循環, Carpentier-Edwards牛心膜弁 |
