アブストラクト（45巻8号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 喀血に対する金属コイルを用いた超選択的気管支動脈塞栓術の2例 |
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| Subtitle ： | |
| Authors ： | 小谷俊明, 山口豊, 安川朋久, 川野裕, 柴光年, 馬場雅行 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 千葉大学医学部肺癌研究施設外科 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 45 |
| Number ： | 8 |
| Page ： | 1138-1142 |
| Year/Month ： | 1997 / 8 |
| Article ： | 報告 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 喀血, 血痰を繰り返す2症例に対し, 金属コイルを用いた超選択的気管支動脈塞栓術(Super Selective Bronchial Artery Embolization, ss-BAE)を施行し良好な結果を得た. 気管支動脈造影用カテーテルを用いて気管支動脈本幹から脊髄枝の分岐部より末梢までマイクロカテーテルの先端を挿入後, 金属コイルを留置した. ss-BAE後12及び14カ月経過した現在, 喀血は認められず通常の生活に復している. 金属コイルを用いたss-BAEでは再開通の可能性が低く長期にわたる塞栓効果が期待でき, また選択的に塞栓することで重篤な合併症が避けられることから喀血に対する有効な治療法であると考える. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： | 喀血, 超選択的気管支動脈塞栓術, コイル |
