| Title ： |
橈骨動脈を使用した冠状動脈バイパス術-術後早期成績について- |
| Subtitle ： |
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| Authors ： |
安部要蔵, 鎌田聡, 加瀬川均, 下川智樹, 笠原勝彦, 北中陽介, 松下恭, 維田隆夫, 川瀬光彦 |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
榊原記念病院心臓血管外科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
45 |
| Number ： |
10 |
| Page ： |
1674-1677 |
| Year/Month ： |
1997 / 10 |
| Article ： |
原著 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
橈骨動脈(RA)を使用した冠状動脈バイパス手術症例連続50例の術後早期成績について検討した. 年齢は37歳から81歳, 平均61歳, 49人は男性であった. RAは剥離終了時点で平均17.6cm, グラフトを切断し使用する時点では平均15.6cmであった. 吻合前の内径は中枢側が平均3.7mmで, 末梢側は平均2.8mmlであった. 中枢側は47例が上行大動脈に, 2例が左内胸動脈に, 1例が右内動脈に吻合した. また末梢側は左前下行枝領域に6例, 回旋枝領域に40例, 右冠状動脈領域に4例吻合した. 手術直接死亡例はなかったが, 在院死を1例に認めた. 術後早期のRAグラフトの開存率は95%(n=40)であった. RAグラフトの術後早期成績は良好で動脈による多枝バイパスのグラフトとして有用であった. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
冠状動脈バイパス術, 橈骨動脈, 動脈グラフト, 遊離動脈グラフト |
