| Title ： |
術後気管支断端瘻に肺動脈断端出血を合併し, 二期的手術で救命した1例 |
| Subtitle ： |
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| Authors ： |
神田暁郎*,**, 高橋里美*, 半田政志*, 佐川元保**, 藤村重文** |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
*仙台厚生病院外科, **東北大学加齢医学研究所呼吸器再建研究分野 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
45 |
| Number ： |
10 |
| Page ： |
1751-1754 |
| Year/Month ： |
1997 / 10 |
| Article ： |
報告 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
症例は62歳, 男性. 肺腺癌の診断にて右肺下葉切除術を施行した(pT2N0M0). 術後9日目に気管支断端瘻合併膿胸を発症し, 術後6週間目に大量の胸腔ドレーン出血と喀血を来した. 胸骨正中切開による経心嚢的右主肺動脈遮断によって出血をコントロールし, 更に二期的に膿胸に対して後側方切開で右肺全摘術と有茎肋間筋弁で気管支断端被覆を行った. 結果は良好でドレーン排液から検出されていた緑膿菌は消失し, 患者は最後の手術から4カ月後に退院した. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
気管支断端瘻, 膿胸, 肺動脈断端出血, 分離肺換気 |
