アブストラクト（45巻11号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 漏斗胸合併心疾患の小児期における一期的手術の経験 |
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| Subtitle ： | |
| Authors ： | 内田徹郎, 飯島善之, 浜崎安純, 島崎靖久 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 山形大学医学部第2外科 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 45 |
| Number ： | 11 |
| Page ： | 1875-1879 |
| Year/Month ： | 1997 / 11 |
| Article ： | 報告 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 漏斗胸と心疾患に対する両者の一期的手術の報告が散見されるが, 小児例は少ない. 今回われわれは, ともに和田分類II度の漏斗胸を伴ったannulo-aortic ectasia及び心室中隔欠損症(VSD)の2小児例に対し, 一期的に腹直筋有茎性胸骨翻転術とそれぞれBentall手術又はVSDパッチ閉鎖術を行い満足すべき結果を得た. 腹直筋有茎性胸骨翻転術は開心術時の良好な視野が得られ, 出血量の増加も認めなかった. 本法により小児期においても心疾患と漏斗胸の一期的手術の適応が拡大すると考えられた. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： | 漏斗胸, 小児心疾患, 腹直筋有茎胸骨翻転術, Marfan症候群 |
