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アブストラクト(34巻1号:日本胸部外科学会雑誌)
| Title : | 小児右房粘液腫の1手術治験例 |
|---|---|
| Subtitle : | |
| Authors : | 良河光一, 岡田昌義, 小沢修一, 松田昌三, 中村和夫 |
| Authors(kana) : | |
| Organization : | 神戸大学医学部第2外科 |
| Journal : | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume : | 34 |
| Number : | 1 |
| Page : | 90-94 |
| Year/Month : | 1986 / 1 |
| Article : | 報告 |
| Publisher : | 日本胸部外科学会 |
| Abstract : | 10歳男子に発生した右房粘液腫の手術摘出例を経験したので報告した. マラソン中に一過性の前胸部痛を訴え近医を受診, 心電図上不完全右脚ブロックが, 心断層エコー図で右房内腫瘍の存在が確認された. 右心不全の症状, 心雑音, 免疫グロブリンには異常を認めなかった. 手術は上大静脈, 大腿静脈より脱血目チューブを挿入し, 体外循環下に腫瘍を付着部の心房中隔とともに摘出した. 腫瘍は2×3×2cm, 2.3gで, 病理組織学的に粘液腫の所見が得られた. 本邦における右房粘液腫の手術報告例は1983年12月までにわずか19例であり, 本例は最年少例であった. 小児の右前粘液腫も文献的には成人例と症状に差異はないが, 無症状例も散見される. 本症の診断には心エコー法に負うところが大きいが, 本検査法は非侵襲であり, 特に小児例に有用である. 手術手技面では, 摘出の際に茎部付着部の心房中隔の切除のほか, 腫瘍片による塞栓症を防止する工夫が肝要と考えられた. |
| Practice : | 臨床医学:外科系 |
| Keywords : | 小児右房粘液腫, 心断層エコー法, 運動時前胸部痛 |

