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アブストラクト(34巻6号:日本胸部外科学会雑誌)
| Title : | 鈍的外傷による胸部大動脈破裂の4例 |
|---|---|
| Subtitle : | |
| Authors : | 廣谷隆, 前中由己, 大上正裕, 川田光三*, 竹内成之*, 相馬康宏* |
| Authors(kana) : | |
| Organization : | 済生会神奈川県病院外科, *慶應義塾大学医学部外科 |
| Journal : | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume : | 34 |
| Number : | 6 |
| Page : | 920-925 |
| Year/Month : | 1986 / 6 |
| Article : | 報告 |
| Publisher : | 日本胸部外科学会 |
| Abstract : | 本邦では心的外傷による胸部大動脈破裂の治験例, 特に急性期手術例は極めて少ない. われわれは昭和41年1月から57年12月までに, 胸部外傷2,787例を取り扱い, 最近3年6ヵ月間に4例の鈍的外傷による胸部大動脈破裂を経験し, うち2例を救命できた. 症例は35歳男性, 25歳女性, 44歳男性, 20歳男性で, いずれも交通事故による症例である. 症例1は大動脈造影で胸部大動脈破裂の診断がついたが, 受傷8日目に出血のため死亡した. 症例2は収容時すでに呼吸停止, 心停止の状態で, 開胸心蘇生術を施行したが死亡した. 症例3及び4はともに大動脈造影で胸部大動脈破裂の診断がつき, それぞれ受傷10時間30分後及び14時間後に開胸術を施行し, 救命できた. 本症を診断するには, 胸部外傷例で胸部レ線写真上, 上縦隔陰影の拡大を示すものは全例本症を疑い, 大動脈造影を施行し, 診断がつき次第開胸術を施行しなければ救命できない. |
| Practice : | 臨床医学:外科系 |
| Keywords : | 鈍的外傷, 胸部外傷, 外傷性縦隔血腫, 胸部大動脈破裂 |

