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アブストラクト(34巻8号:日本胸部外科学会雑誌)
| Title : | 冠動脈攣縮を合併した後天性弁膜症に対する外科治療の経験 |
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| Subtitle : | |
| Authors : | 榊原哲夫, 広瀬一, 中埜粛, 松田暉, 川島康生 |
| Authors(kana) : | |
| Organization : | 大阪大学医学部第1外科 |
| Journal : | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume : | 34 |
| Number : | 8 |
| Page : | 1182-1188 |
| Year/Month : | 1986 / 8 |
| Article : | 報告 |
| Publisher : | 日本胸部外科学会 |
| Abstract : | 冠動脈攣縮を合併した後天性弁膜症例2例の手術経験を報告する. 症例1は, 労作時の動悸, 息切れと夜間安静時狭心痛を主訴とする65歳の男性である. 冠動脈攣縮を合併する僧帽弁狭窄症の診断のもとに, 僧帽弁交連切開術を施行した. 術直後の血行動態は, 安定していたが, 術後4時間目と5時間30分目に2度にわたりSTの上昇とそれに続く心室細動, 心停止が起こり, プロタノールの大動脈根部注入と開胸心マッサージにより蘇生した. その後の血行動態は安定し, 術後13ヵ月目の現在, NYHAI度で社会復帰している. 症例2は, 労作時の動悸, 息切れと夜間安静時狭心痛を主訴とする52歳の男性である. 術前エルゴタミン負荷冠動脈造影で, 冠動脈攣縮を合併する僧帽弁人工弁置換術後大動脈弁閉鎖不全症の診断のもとに, 大動脈弁人工弁置換術とLADに対する1本A-Cバイパス術を施行した. また, 術中よりdiltiazemを静注投与した. 術後経過は極めて安定し, 術後3ヵ月目の現在, 安静時狭心痛は消失している. |
| Practice : | 臨床医学:外科系 |
| Keywords : | 後天性弁膜症, 冠動脈攣縮, 外科治療, エルゴノビン負荷, Ca拮抗剤 |

